出版社内容情報
あの時、なぜ私は内閣法制局長官の職を辞したのか?
通産省での激務、知恵の限りを尽くした内閣法制局、守り通そうとした憲法解釈、公平で理論的な判断を心掛けた最高裁判所。通産省20年、内閣法制局20年、最高裁判所6年と、その持ち場で国家の縁の下の力持ちの役割を果たした著者の仕事ぶりを克明に描く。内閣法制局では、法体系の整備に努める官僚と政治との緊張関係が浮き彫りになる--。
その傍らで楽しんだ私生活や子育てとともに「七転び八起きの人生」を、いま、振り返る。
内容説明
通産省での激務、知恵の限りを尽くした内閣法制局、守り通そうとした憲法解釈、公平で理論的な判断を心掛けた最高裁判所。国家の縁の下の力持ちの役割を果たした著者の仕事ぶりを克明に描き、法体系の整備に努める官僚と政治との緊張関係も浮き彫りになる―。その傍らで楽しんだ私生活や子育てとともに「七転び八起きの人生」をいま、振り返る。
目次
第1章 波瀾万丈の幼少青年時代
第2章 通商産業省で激務の日々
第3章 家内と二人三脚で子育て
第4章 内閣法制局で知恵を絞る
第5章 内閣法制局長官を辞する
第6章 最高裁判所判事を務める
第7章 正に七転び八起きの人生
著者等紹介
山本庸幸[ヤマモトツネユキ]
1949年生まれ、京都大学法学部卒業。通商産業省において、エネルギー、輸出管理、特許、産業金融、繊維産業等の行政に携わった。内閣法制局へ出向し、第四部から第一部までの部長として全ての法分野の法令案の審査と法解釈に従事して長官を務めた。その後、最高裁判所判事となり、数々の事件を手掛けた。定年退官後、現在はアンダーソン・毛利・友常法律事務所外国法共同事業顧問弁護士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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