出版社内容情報
相続に関する調停手続の適切な運営のために!
近年、相続に関する紛争が増加し、深刻さも顕著なものとなっています。本書は、その解決に重要な役割を果たす調停手続の適切な運営に資するための解説を行うものです。
特徴としては、
①民法及び家事審判法の一部改正法、続いてなされた民法等の一部改正法等、相続に極めて重要な改正に対応すると共に、本書は、改正法に関する争点を中心に遺産紛争調停の運営の指針を解説した。
②調停における当事者の具体的主張及び反論を想定し、これを踏まえた上での具体的事例を設定して解説を行った。
③読者対象として第一に調停委員等の調停を運営する方々に向けて作成したが、同時に、当事者ないしその代理人として調停に関わる方々にも、調停進行のあり方を理解し、調停における主張・反論を検討する上で資するものを目指した。
調停委員、法曹実務家、必読の一冊です。
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内容説明
近年、増加傾向および深刻さの増す相続に関する紛争の解決に重要な役割を果たす調停手続の適切な運営に資するため分かりやすく解説した好著!直近の民法・家事審判法の改正に対応。
目次
1 短期配偶者居住権
2 遺産性
3 遺産分割の対象財産性
4 一部分割―907条
5 相続分の譲渡・放棄
6 特別受益
7 寄与分
8 分割方法―配偶者居住権
9 祭祀財産の承継
10 遺留分調停
11 相続法改正を中心とした遺産分割紛争調停のあり方
12 相続開始後10年が経過した遺産分割等
著者等紹介
松原正明[マツバラマサアキ]
日比谷ともに法律事務所弁護士、元横浜家庭裁判所部総括判事、元早稲田大学大学院法務研究科教授
常岡史子[ツネオカフミコ]
横浜国立大学国際社会科学研究院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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