出版社内容情報
未来を見据えつつ現在の法的課題に斬新かつ多角的にアプローチした論文集!
新たに生起する法的問題に積極的に取り組まれ、問題解決の指針をいち早く示してこられた小林秀之先生の古稀をお祝いする論文集。
東京大学在学中に司法試験に合格し、司法修習終了後、上智大学法学部、一橋大学大学院国際企業戦略研究科等にて教壇に立たれるとともに、一貫して、弁護士業との両立を果たされてこられました。
40頁にもおよぶ圧巻の業績一覧にあるように、民事手続法の各分野のみならず、民商法の実体法、法と経済学などの隣接科学や法学教育・交渉学まで、小林秀之先生が辿ってきた足跡をふまえ、第一線で活躍する研究者・実務家32名が、多彩なテーマに挑んでいます。
法理論と法実践のあり方に関する現在地を確認しつつ、新たな未来への道筋を示します。
内容説明
法理論と法実践のあり方に関する現在地をとらえ、未来への新たな道筋を示す!新たに生起する法的問題に積極的に取り組まれ、問題解決の指針をいち早く示してこられた小林秀之先生の古稀を祝し、第一線で活躍する研究者・実務家32名が、民事手続法をはじめ実体法、国際民事訴訟法、比較法、交渉学、法と経済学など多彩なテーマに挑む。
目次
第1部 判決手続(文書提出命令の一般義務化と第三者;当事者関係からみた刑事事件関係文書の提出義務 ほか)
第2部 国際民事訴訟法・倒産法(祥外民事事件における証明度;「国際取引紛争」の解決手段としての国際訴訟の限界 ほか)
第3部 ADR・交渉学・法実務(交渉の理論と実務;企業内法務に関する近時の議論と企業法務教育 ほか)
第4部 比較法(アジア諸国の解雇規制の特徴と背景要因―法と経済学の考え方を踏まえた定量比較分析;アメリカにおけるポストコロナの雇用関係をめぐる動向と影響について ほか)
著者等紹介
原強[ハラツヨシ]
上智大学法学部教授
藪口康夫[ヤブグチヤスオ]
青山学院大学法学部教授
畑宏樹[ハタヒロキ]
明治学院大学法学部教授
村上正子[ムラカミマサコ]
名古屋大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。