内容説明
障害者の「働く場」は、どうあるべきか。雇用率の引上げ、差別禁止・合理的配慮義務の導入、一般就労移行施策、福祉報酬改定は、障害者雇用・就労の現場にどのように受け止められ、どのような影響を与えたか?現場の声を踏まえつつ、今後の障害者雇用・福祉施策の展望を示す。
目次
第1章 なぜ「現場からみる」のか?:研究の背景(本書における研究の背景;障害者雇用・福祉的就労施策のあゆみ;現行制度)
第2章 現場はどうなっているか?:実態調査の実施(調査概要;質問票調査の集計結果;インタビュー調査)
第3章 会社・事業所のあり方のモデル分析(多様な運営方針の可視化;各スコアを用いた分析と類型化)
第4章 法と法以外のものの役割:現場からみえること(法制度の影響;ネットワークの役割)
第5章 法と実務をつなぐ雇用・就労政策(各制度の役割と機能;障害者雇用・就労法制の将来像)
著者等紹介
長谷川珠子[ハセガワタマコ]
福島大学行政政策学類准教授
石〓由希子[イシザキユキコ]
横浜国立大学大学院国際社会科学研究院准教授
永野仁美[ナガノヒトミ]
上智大学法学部教授
飯田高[イイダタカシ]
東京大学社会科学研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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