内容説明
現在の労働者性を考える上で必読の論文集!産業や社会に大きな変化があるとしても、働くことで生活の糧を得る者には必要な保護が保障されなければならないという問題意識に基づいて、「労働者概念」の明確化を試みた意欲的論攷。
目次
序章 本書の課題
第1章 裁判例における労働者性判断の特徴と問題点
第2章 ドイツ法上の労働者概念
第3章 EU法上の労働者概念
第4章 労働者概念の法理論的検討
第5章 労働者性の判断要素と判断方法
補論 「事業(所)」概念の検討
終章 要約
著者等紹介
橋本陽子[ハシモトヨウコ]
1994年3月東京大学法学部卒業。1997年3月東京大学法学政治学研究科修士課程修了。1997年4月~2000年3月東京大学法学部助手。2000年4月~2006年3月学習院大学法学部助教授。2002年9月~2004年8月ゲッティンゲン大学(ドイツ)で在外研究。2006年4月~学習院大学法学部教授。2017年9月~2018年6月ビーレフェルト大学(ドイツ)で在外研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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