内容説明
日本国憲法の骨格をなす安全保障、代表、議会、内閣、司法、財政、地方自治の統治機構7分野が直面する課題と、その解決のための制度設計とは。政治学と憲法学との協働で示す、“改革の矩”。
目次
はじめに―なぜ「統治のデザイン」なのか
第1章 安全保障
第2章 代表
第3章 議会
第4章 内閣
第5章 司法
第6章 財政
第7章 地方自治
おわりに―統治の「理学」と「工学」、その分断を超えて
著者等紹介
駒村圭吾[コマムラケイゴ]
1960年生まれ。慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。現在、慶應義塾大学法学部教授
待鳥聡史[マチドリサトシ]
1971年生まれ。京都大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(法学)。現在、京都大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ra
3
積読解消。安全保障・代表・議会・内閣・司法・財政・地方自治の統治機構7分野の制度設計について、政治学者が論点提起し、憲法学者が応答する編著。第二次安倍政権末期の2020年7月初版で、新型コロナ対応には触れられていないため、今読むと所々、若干鮮度が落ちた論点もあるが、興味深く読んだ。権力分立という立憲的要請による基本設計思想がありながら、実践的要請により議院内閣制などが混在し、基幹的政治制度間が必ずしも理想的な作動をしない、できるような環境にないということかと思う。自分の関心に確信をもつ良い読書体験だった。2026/05/26
ア
3
安全保障、代表、議会、財政など各トピックについて、政治学からの提言→憲法学における検討という順で進んでいく。両者の視点のズレと重なりがおもしろい。学問における、「これはこうなっているが、なぜそうなるのか」を問う「理学」と、「本来こうあるべきなのに、なぜそうならないのか」を問う「工学」の区別と接合という発想もおもしろかった。2020/07/26
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