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内容説明
この議論の最先端をいくドイツ約款法を素材として、当事者・法・裁判官の各アクターが、どのような役割を果たすのかといった問題意識のもと、条項規制による契約の修正が、全体としていかなる法的枠組みによって行われるかを探求した、鮮やかな契約修正論。
目次
第1部 不当条項規制の対象の画定(規制対象の画定の意義と基準;事後的審査と規制対象の画定;差止訴訟における規制対象の画定・一部無効条項の処理)
第2部 不当条項に代わる規律の確定(時価条項判決をめぐる議論の展開;補充的契約解釈に関するその後の裁判例の展開;条項不顧慮型補充的契約解釈からの示唆)
第3部 救済条項の法的処理(序論;代替条項に関する法的状況;救済的条項付記に関する法的状況;結論)
著者等紹介
武田直大[タケダナオヒロ]
1980年千葉県生まれ。現職:大阪大学大学院法学研究科准教授。2003年京都大学法学部卒業。2008年同大学大学院法学研究科博士後期課程修了。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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