出版社内容情報
初めて刑法を学ぶ人たちに最適のテキスト、最新版! 刑法の入門書としてどこまでやさしいテキストにできるかに挑戦。キー・ポイント・チャートあり、イラストあり、コーヒーブレイクありでヴィジュアル的にもたのしめる。さらには、ケース・スタディで模範解答の書き方まで学べます。
通説・判例をベースにした解説は、法学部・法科大学院に入って初めて刑法を学ぶ人たちに、刑法の全体像と基礎知識を、提供します。
むずかしくて、とっつきにくいとされる刑法を楽しく学べる工夫にあふれた人気のテキスト。重要判例および法改正の動きをふまえた充実の最新版!
第1章 刑法学への招待
序.刑法の学び方
1.刑法とは何か
2.犯罪と刑罰についての基礎的な考え方
3.刑法における重要な原則
4.日本の刑法はどこまで及ぶか
第2章 構成要件該当性
1.構成要件
2.構成要件該当性
3.不作為犯論
4.因果関係
第3章 違法性
1.違法性の基礎
2.違法性が否定される場合?違法性阻却事由
第4章 責任
1.責任とは何か
2.責任要素
3.責任が否定される場合?責任阻却事由
第5章 未遂犯
1.未遂犯とは何か
2.実行の着手
3.不能犯
4.中止犯
第6章 共犯
1.共犯とは何か
2.共同正犯
3.教唆犯
4.幇助犯
5.共犯のいろいろな問題
第7章 罪数論
1.罪数論の意義・重要性
2.一罪か数罪かの具体的区別基準
3.罪数の種類および概念区分
4.本来的一罪
5.数罪
6.共犯と罪数
*各章末にケース・スタディ
【事項索引・判例索引】
島 伸一[シマ シンイチ]
山本 輝之[ヤマモト テルユキ]
只木 誠[タダキ マコト]
大島 良子[オオシマ ヨシコ]
?山 佳奈子[タカヤマ カナコ]
内容説明
法学部・法科大学院で刑法を初めて学ぶ人たち、裁判員候補者に最適のテキスト、待望の最新版。チャートや図表、イラストやコーヒー・ブレイク、ケース・スタディなど楽しく学ぶための工夫満載。
目次
第1章 刑法学への招待
第2章 構成要件該当性
第3章 違法性
第4章 責任
第5章 未遂犯
第6章 共犯
第7章 罪数論
著者等紹介
島伸一[シマシンイチ]
島伸一法律事務所所長・弁護士、法学博士、駿河台大学名誉教授。経歴:中央大学法学部卒業、上智大学大学院法学研究科博士課程修了、東京大学法学部国内研究員、州立ワシントン大学ロースクール客員研究員
山本輝之[ヤマモトテルユキ]
成城大学法学部教授。経歴:上智大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程単位取得退学、同大学法学部助手、州立ブリティシュ・コロンビア大学(カナダ)留学
只木誠[タダキマコト]
中央大学法学部教授。法学博士。経歴:中央大学法学部卒業、同大学院法学研究科博士課程退学、ゲッティンゲン大学(ドイツ)客員研究員
大島良子[オオシマヨシコ]
弁護士、民事調停委員、国際交流委員会委員、IBA・IPBAのメンバー、登録政治資金監査人。経歴:慶應義塾大学法学部卒業、司法試験合格、米国ロースクールで法学修士号(LL.M.)を取得。日本やニューヨークの渉外法律事務所、多国籍企業(インハウスロイヤー)等に勤務
〓山佳奈子[タカヤマカナコ]
京都大学法科大学院・法学部教授。経歴:東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科修士課程修了、同助手。アレクサンダー・フォン・フンボルト財団奨学研究員としてケルン大学(ドイツ)留学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。