出版社内容情報
雇用社会と労働法制の法的基盤を形づくる機能をもつ労働協約を体系的に論じ、雇用社会の望ましい未来への可能性を探る。
雇用社会の望ましい未来のために! 労働組合の組織率が低迷し、多様な雇用・就労形態が進み、個別の労働関係が重視される現代だからこそ、新たな共通の課題を抱えた労働者の新しい団結と連帯が不可欠になってくるのではないだろうか。雇用社会の未来にひとつのオルタナティブを提示する。
第I編 総論
序 労働協約法の意義
1章 労働協約の意義
2章 労働協約の主体
3章 労働協約の法的性格
4章 規範的効力
5章 債務的効力
第II編 各論
I 労働協約の成立・期間・内容・終了
1章 労働協約の成立
2章 労働協約の期間
3章 平和義務
4章 労働協約の内容と解釈
5章 労働協約の終了と終了後の法的課題
II 労働協約の一般的拘束力
1章 一般的拘束力の意義
2章 労組法17条の一般的拘束力
3章 労組法18条の一般的拘束力
III 労働協約と他の規範との関係
IV 労働協約による労働条件の不利益変更
V 労働協約と現代的課題
VI 結語
〔事項索引・判例索引〕
内容説明
雇用社会の望ましい未来のために!雇用社会と労働法制の法的基盤を形づくる機能をもつ労働協約の可能性を探り、次世代の雇用社会のオルタナティブとして提言。
目次
第1編 総論(労働協約の意義;労働協約の主体;労働協約の法的性格;規範的効力;債務的効力―基本的枠組み)
第2編 各論(労働協約の成立・期間・内容・終了(労働協約の成立;労働協約の期間;平和義務;労働協約の内容と解釈;労働協約の終了と終了後の法的課題)
労働協約の一般的拘束力(一般的拘束力の意義;労組法17条の一般的拘束力;労組法18条の一般的拘束力)
労働協約と他の規範との関係
労働協約による労働条件の不利益変更
労働協約と現代的課題
結語)
著者等紹介
野川忍[ノガワシノブ]
1954年生まれ。1979年東京大学法学部卒業。1985年同大学大学院法学政治学研究科博士課程単位取得。東京学芸大学教授を経て、明治大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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