内容説明
現行法の全条文の解説をコンパクトに1冊でまとめた。最新の判例をも網羅的に分析・整理し、実務・研究の要求に応える。各条文の立法経緯や、学説の推移等を解説し、資料的な価値の高さを維持した。行政事件訴訟法改正から10年が経過した今、改正後の行政判例の展開を改めて見直し、全面的な改訂を行った待望の第4版。
目次
第1章 総則(この法律の趣旨;行政事件訴訟 ほか)
第2章 抗告訴訟(取消訴訟;その他の抗告訴訟)
第3章 当事者訴訟(出訴の通知;出訴期間の定めがある当事者訴訟 ほか)
第4章 民衆訴訟及び機関訴訟(訴えの提起;抗告訴訟又は当事者訴訟に関する規定の準用)
第5章 補則(仮処分の排除;処分の効力等を争点とする訴訟 ほか)
著者等紹介
南博方[ミナミヒロマサ]
1929年兵庫県に生まれる。1953年東京大学法学部法律学科卒業。一橋大学名誉教授・筑波大学名誉教授。法学博士(東京大学)。2010年逝去
高橋滋[タカハシシゲル]
1956年東京都に生まれる。1981年東京大学法学部卒業。1983年一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。現在、一橋大学大学院法学研究科教授。一橋大学博士(法学)
市村陽典[イチムラヨウスケ]
1951年茨城県に生まれる。1974年一橋大学法学部卒業。1976年東京地裁判事補。1997年東京地方裁判所部総括判事。2010年東京高等裁判所部総括判事。現在、横浜地方裁判所長
山本隆司[ヤマモトリュウジ]
1966年愛知県に生まれる。1988年東京大学法学部卒業。現在、東京大学大学院法学政治学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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