内容説明
「生きた法」である最新の重要判例を分析することにより、法解釈の変化を解説。裁判員裁判による国民の規範意識の投影と、「専門家」の意義を踏まえ、その方向性を示す。
目次
第1編 刑法総論(実行行為の把握と故意;構成要件の実質的解釈―公務員の政治活動;明確性の理論と合憲的限定解釈 ほか)
第2編 刑法各論(傷害の意義;危険運転致死傷罪の現状;保護責任者遺棄致死罪の認定 ほか)
第3編 刑事訴訟法(裁判員裁判の合憲性;捜査と違法収集証拠排除;所持品検査の限界 ほか)
著者等紹介
前田雅英[マエダマサヒデ]
1949年東京に生まれる。1972年東京大学法学部卒業。現在、首都大学東京法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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