内容説明
民法が想定する「人」とはなにか。消費者契約に関する立法・判例・学説の進展をふまえ、民法と消費者法の関係に迫る。消費者契約に関わる民法の改正課題を検討したアクチュアルな論集。民法改正が消費者法の統合か、この難問への道すじを示す必読の書。
目次
第1部 消費者契約法制の進展と消費者像(消費者契約法制の進展と消費者法、民法の課題;消費者契約における人間像)
第2部 消費者契約法の進展と改正課題(契約締結過程の規律;消費者契約法の改正課題)
第3部 消費者契約と民法改正(契約締結過程の規律と民法の改正課題;契約内容の規律と民法の改正課題;複合契約と民法の改正課題;継続的契約と民法の改正課題;消費者契約と民法の改正課題)
著者等紹介
後藤巻則[ゴトウマキノリ]
1952年生まれ。1976年早稲田大学法学部卒業。1985年早稲田大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。早稲田大学法学部教授などを経て、早稲田大学大学院法務研究科教授(民法、消費者法)。博士(法学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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