内容説明
民訴法の学習上必要な、典型事例30項目を厳選。論点がわかりやすく、シンプルな内容の「ケース」。基本的な理解を問う、適切な「設問」。初歩から発展まで、順序を追って理解を深める「解説」。ゼミ学習、自習等に便利な「発展問題」とそのヒント・参考文献の付加。
目次
第1章 訴訟要件
第2章 審判の対象と資料
第3章 審理の過程
第4章 判決および訴訟の終了
第5章 多数当事者訴訟
第6章 上訴・再審
第7章 民事紛争と民事訴訟
著者等紹介
長谷部由起子[ハセベユキコ]
1980年東京大学法学部卒業。現在、学習院大学大学院法務研究科教授
山本弘[ヤマモトヒロシ]
1981年東京大学法学部卒業。現在、神戸大学大学院法学研究科教授
笠井正俊[カサイマサトシ]
1986年京都大学法学部卒業。現在、京都大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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猫背
1
設問があると論点がわかりやすいので、読んでて苦にならない!でも多数当事者訴訟はやっぱりまだ難しい~~。2015/10/18
ユーユーム
0
民事訴訟法の主要なテーマについて比較的短い事例問題と解説がついています。事例問題の多くは教科書で触れられている典型的なケースですが、解説が丁寧にされており、基本を確認するには良い本です。 ただ、問題ごとに執筆者が異なるのがネックで、中には学説を羅列しただけで肝心の事例問題へのあてはめがほとんどないという例もあることには要注意。この本をひととおり回しておけば、司法試験にも十分対応はできると思います。