内容説明
防犯カメラの利用はどこまで許されるのか。刑事手続の視点から防犯カメラをめぐる法的問題に初めて本格的にアプローチ。防犯カメラの法的性質・根拠を明らかにし許容基準の明確化をめざす果敢な試み。
目次
序章 街頭防犯カメラの法的検討の視点
第1章 街頭防犯カメラの展開と現状
第2章 街頭防犯カメラの効果と機能
第3章 街頭防犯カメラとプライバシー
第4章 英米における街頭防犯カメラの法的規制
第5章 写真撮影と街頭防犯カメラの法的性質
第6章 民間設置の防犯カメラの法的規制
第7章 防犯カメラ映像の証拠能力と証拠価値
終章 街頭防犯カメラの法的規制の基本的視座
著者等紹介
星周一郎[ホシシュウイチロウ]
1969年愛知県に生まれる。1992年東京都立大学法学部卒業。東京都立大学法学部助手、信州大学経済学部・同大学院法曹法務研究科助教授・准教授、コロンビア大学ロースクール(米国)客員研究員などを経て、首都大学東京都市教養学部法学系教授。博士(法学・東京都立大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。