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内容説明
ドイツ民法における保証責任論の原型を分析するとともに、わが国における売買、賃貸借、請負を素材に、保証概念の有用性を明らかにする。保証責任論の多様な意義と発展性を示し、帰責事由論の再構成をめざす。
目次
第1章 保証責任論の課題
第2章 売主の性質保証責任―危険引受けとしての保証
第3章 製造者による性質保証―保証を目的とする給付義務の発生
第4章 賃貸人の性質保証責任―法定の危険割当てとしての保証
第5章 請負人の瑕疵責任と性質保証責任―給付義務の範囲を画する保証
第6章 保証責任概念の新しい発展―一般的帰責要素と免責事由との組合せ