内容説明
破産法の基礎理論が理解しやすいように、細分化された議論を可能な限り整理し、どこに基本的な議論の対立があるのか実務ではどうかにも配慮しながら、多くの図表を織り込みコンパクトにまとめた、最新のテキスト。
目次
社会現象としての「倒産」と法制度の対応
破産者
破産裁判所
破産手続の機関
破産原因と破産申立
破産宣告
破産財団と自由財産
破産と利害関係人(破産債権者;訴訟などの当事者;財団債権者;全部義務を負う者と債権者)
破産財団の維持と増殖―否認権
破産財団の換価と配当
破産手続の廃止
破産者の経済的更生を助ける制度―強制和議と免責・復権
破産の国際的効力
破産に関わる犯罪