内容説明
独特の思考が要求される「国際私法」。その全体像と考え方、理解のポイントをていねいにレクチャーして、国際私法の世界を身近に感じることができる入門書。本格的な学習の前に必読の一冊!
目次
第1部 適用されるルールを決める―準拠法選択規則の巻(国際私法って何?―国際私法の意義のお話;準拠法ってどうやって決めるの?―準拠法選択全般のお話;どの規定を使いましょうか?―性質決定のお話;目的地への行き方―連結点のお話1;果たしてその場所は―連結点のお話その2;結局どの法によるのかな―準拠実質法の特定のお話;そして紛争を解決する―準拠法の適用のお話)
第2部 紛争解決の場所を決める―国際裁判管轄・外国判決承認の巻(紛争解決という名の迷路―国際民事手続法と国際裁判管轄のお話その1;迷路に入れてくれるかな―国際裁判管轄のお話その2;お隣の迷路を通ったのですが―外国判決の承認・執行のお話)
第3部 世界は国際私法に満ちている―アンさんの物語の巻(出会いそして別れ―アンさんの物語その1;新たな出発―アンさんの物語その2;ビジネスでの成功、そして…―アンさんの物語その3)
著者等紹介
神前禎[カンザキタダシ]
1962年生まれ。1986年東京大学法学部卒業。現在、学習院大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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