内容説明
破産手続の基本的枠組みと全体像をわかりやすく解説。法律問題のるつぼといわれる破産法の世界を深く学べる入門書。
目次
第1章 破産法とは
第2章 破産手続の開始
第3章 破産者と破産債権
第4章 破産者の財産関係の清算
第5章 破産手続の終了
第6章 再建・更生への道―とくに免責制度について
著者等紹介
徳田和幸[トクダカズユキ]
1947年愛媛県生まれ。1969年神戸大学法学部卒業。現在、同志社大学大学院司法研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みさき
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小型で薄いプレップシリーズなだけあって、具体例や詳しい解説などは一切なく、かなり淡々としている。よって、全く初めての場合は、とりあえずわからなくてもむりやり根性で一周読んでみよう。その際は、破産債権、財団債権、相殺権、別除権、否認権などの用語の定義を理解する、くらいであとは読み流す。その後、ひととおり詳細な勉強が終わった後に、最後の復習・まとめ。確認として、一周読むといいかもしれない。なお、理解するにあたっては、民法の知識は必須である。民事訴訟法の基礎知識もあるとなおよいと思う。2013/02/01