内容説明
これから民法を勉強しようとする人、そして一度は投げ出してしまった人にも、売買契約を身近な問題として読み進むうち財産法の骨組みが見えてきます。「民法はこんなにわかりやすいものだったのか」と思わせる工夫が随所に凝らされた初学者に最適の書。
目次
第1章 売買の交渉から契約の成立、その履行終了まで(交渉段階からして誠意をつくせ;契約の成立;契約が成立したら ほか)
第2章 契約が履行されなかったときの法的処理(債権者のとる3つの方法;債務の強制実現;債務にも段階の違いがある ほか)
第3章 その他の紛争の法的処理(広く契約の主体に関する問題;契約当事者の一方と第三者との争い;契約関係がない人々の間の争い)
著者等紹介
米倉明[ヨネクラアキラ]
1959年東京大学法学部卒業。東京大学法学部教授を経て、愛知学院大学法科大学院教授、民法専攻。東京大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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任世官(イエン・シーカン)
3
強いられているんだw2014/01/23
本命@ふまにたす
1
民法の入門書。限られた紙幅ではあるが、かなり内容の密度が高い。そういった意味で読み応え、勉強のやりがいは感じることはできそうだが、文章も硬いので、とっつきづらさを感じるかもしれない。2021/07/21
leppe
1
あらゆる意味で、「入門書」ではないような…2017/05/31
tamaki_9
1
基礎知識の確認として本書を使用した。民法における各分野の位置する所(活躍領域とでも表現してみる)が分かりやすく、頭の中を整理するのにとても良い本だった。初学者はこの本を少し時間をかけて繰り返し読み、書かれていることに疑問を残さない(本書が敢えて解説を省いた論点を除いて)ようにしてから、体系書に移り、そしてまた体系書を読み進める上えで適宜参照すると必要以上に悩まず、時間のロスが少なく学習することが出来ると思う(また、既に民法をある程度学んだ人間が読んでも、得る物が全く少ないということはないと思う)。2011/04/28
seer78
1
とりあえず最後まで目を通したが、とても理解したとはいえない。最も基本的な土地売買からはじめて、徐々にイレギュラーな取引やトラブルの可能性におよぶという構成は、僕のような超初心者にはとてもありがたかった。ありがとうございます。2009/08/31
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