内容説明
これから民法を勉強しようとする人、そして一度は投げ出してしまった人にも、売買契約を身近な問題として読み進むうち財産法の骨組みが見えてきます。「民法はこんなにわかりやすいものだったのか」と思わせる工夫が随所に凝らされた初学者に最適の書。
目次
第1章 売買の交渉から契約の成立、その履行終了まで(交渉段階からして誠意をつくせ;契約の成立;契約が成立したら ほか)
第2章 契約が履行されなかったときの法的処理(債権者のとる3つの方法;債務の強制実現;債務にも段階の違いがある ほか)
第3章 その他の紛争の法的処理(広く契約の主体に関する問題;契約当事者の一方と第三者との争い;契約関係がない人々の間の争い)
著者等紹介
米倉明[ヨネクラアキラ]
1959年東京大学法学部卒業。東京大学法学部教授を経て、早稲田大学法科大学院教授、民法専攻。東京大学名誉教授
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