内容説明
破産法との比較で、民事再生法のこともわかる法科大学院時代に最適のテキスト。具体的な事例で考えるケース・スタディ方式で、解答の書き方も身につく!新司法試験対応の演習書。
目次
倒産法の世界
破産手続
破産管財人の法的地位
破産債権と多数債務者関係
破産財団の範囲
国際破産
破産手続開始後の法律行為の効力
未履行の契約関係の処理
未履行の労務供給契約の処理
係属中の訴訟手続と破産
否認権の類型とその個別的要件
特別な類型の否認権
一般の取戻権
特別の取戻権
担保物権と別除権
相殺権範囲の拡張と制限
財団債権
租税債権の取扱い
破産能力
破産手続き開始原因
破産手続開始申立て
破産手続開始決定前の保全処分
破産手続開始決定
破産債権の確定
破産財団の管理と換価
配当手続
破産免責
司法試験問題にチャレンジしよう
著者等紹介
小林秀之[コバヤシヒデユキ]
1952年石川県生まれ。東京大学法学部を卒業し、第28期司法修習生、東京大学助手、上智大学法学部教授、同法科大学院教授を経て、一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授
齋藤善人[サイトウヨシヒト]
1961年東京都生まれ。上智大学法学部を卒業し、上智大学大学院法学研究科博士前期/後期課程で小林秀之の指導をうけ、同学部助手となる。専攻は民事訴訟法だが、破産法も得意。秋田経済法科大学法学部助教授、信州大学経済学部経済システム法学科助教授を経て、鹿児島大学法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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