内容説明
学問・試験における行政法学の役割を論じる。ドイツの学問法の研究を通し、「学問の条件整備と国の役割」「試験の法理」を論じ、日本の学問法、行政法学の発展と、学問基盤の整備に関する政策形成に寄与することを狙いとした先駆的研究書。
目次
第1部 学問の条件整備と国の役割(大学に対する国家関与の法律問題;大学組織訴訟;学問法と大学外の研究機関;研究者の不正行為とオンブズマン制度;大学と警察―網目スクリーン捜査を素材として)
第2部 試験の法理(試験と法治主義;試験判定に対する裁判上の統制;試験手続の法理;個別領域における試験法;日本法への示唆)
著者等紹介
徳本広孝[トクモトヒロタカ]
1967年石川県生まれ。1992年金沢大学法学部卒業。1998年東京大学大学院法学政治学研究科博士後期課程(公法専攻)単位修得退学。明治学院大学法学部専任講師、同助教授、首都大学東京法科大学院准教授を経て、2011年首都大学東京法科大学院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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