行政法研究双書
公益と行政裁量―行政訴訟の日仏比較

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  • サイズ A5判/ページ数 351,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335312038
  • NDC分類 323.96
  • Cコード C3332

内容説明

適法性コントロールから最も遠いところに置かれてきた公益適合原則。この法原則実行化のための裁量審査ルールを、「公益性の再構成」および「最良の判断条件充足義務」をキーワードに解明。

目次

第1部 行政裁量論の問題状況(裁量権概念の再構成―J・C・ヴェネズィア『自由裁量権』を手がかりに;裁量権の踰越と濫用)
第2部 フランスの裁量審査理論―国土整備・開発事業の「公益性」に関する費用便益衡量型審査手法を中心に(序説―国土整備・開発事業の「公益性」をめぐる問題状況;「費用便益衡量」理論形成のための諸前提;「費用便益衡量」理論の形成とその運用状況 ほか)
第3部 公益適合審査法理の探求(媒介的規準論の可能性―問題の所在;公益適合原則と「法律上の争訟」―行政事件訴訟法一〇条一項の解釈論を中心に;古典的裁量学説における公益適合判断の捉え方 ほか)

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