内容説明
現代行政が用いる手法について、法理論と実務の双方を視野にいれ、日本とドイツとの比較を基軸とした初の比較実証研究。行政指導に代表されるインフォーマルな行政活動に焦点をあて、日本型行政スタイルの解明とその変革を試みる唯一の研究書。
目次
第1章 法律の留保学説の現代的課題―本質性理論を中心として
第2章 市民参加と行政手続―地方公共団体の行政手続の実態分析
第3章 行政指導の比較法研究
第4章 行政契約の比較法的考察―建設法領域を中心として
第5章 計画間調整の法理―自治体計画策定権限の憲法保障を中心として
第6章 条例論の基礎