内容説明
法と出あうとき。人間社会になぜ法は必要か。その「法」とは何なのか―法律学のネモトにあるこの問いに、法と人間とのかかわりという視点から、普段の言葉で明快にこたえる、出色の法学入門。
目次
「法」とは何か
われわれの日常生活と法
法と国家
ふたたび、法とは何か
法の本質
法における人間
公法と私法
近代私法の基本原則
ふたたび、法における人間
法と文化
法の種類
普通法と特別法
「法学」の学び方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
4
「市民としてのブルジョワジーは、この時代には、ひとりイギリスのみにおいて存在していたのであって、ドイウおよびフランスの歴史の展開は遅れていた…プーフェンドルフ(1632~1694)からはじまる17世紀後半のドイツ自然法思想は…封建諸侯の権力を基礎づけるというかぎりで依然として絶対主義の理論であったが、しかし、彼らは、この社会契約を、単に国民が一方的に君主に対して権利を譲与するだけのものではなくて、君主の側もまたこの契約によって国民の福利を増進する義務を負うという内容の、双務契約としてとらえた」2016/09/26
Akimichi Tobita
0
流し読みで完了。まだ頭が拒否してる。2013/04/02
Akimichi Tobita
0
ちょっとした山のてっぺんの展望台で読んでみた。法と契約って概念は、やっぱり日本人にはなじめない発想だなと実感。それでも、ルールを知ってるのと知らないのでは差が出るので・・・ちょっと面白くはなってきた。また読んでみようと思う。2013/05/08
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