伊藤塾予備試験論文・口述対策シリーズ
刑事実務基礎の定石

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  • サイズ A5判/ページ数 249p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784335305511
  • NDC分類 327.07
  • Cコード C1332

出版社内容情報

図表の多用、コンパクトな記述で重要論点を解説、「論証パターン」も登載。予備試験合格までをフルサポートする新シリーズ誕生!●短期合格をめざして、定石を知ろう!

 予備試験「法律実務基礎科目(刑事)」の定石がわかるテキスト、誕生!
 多くの受験生にとって苦手意識が強い「犯人性」と「公判前整理手続」を詳しく解説。図表や具体例を多用し、効率よく短期間でマスターできる。直前期必携の「要点CHECK」シート、「口述試験 再現」答案付き。
 伊藤塾新進講師の著者は、京都校で教鞭を執り、「なぜ?」という問いを大切に受講生の視点に立って問題を分析し、論理や思考の筋道を丁寧に伝えることに重きを置いた指導が、「とても分かりやすい」と絶大な支持を得ています。
 本書でも、受験生の視点に立った懇切丁寧な解説、さらには、弁護士としての実体験を盛りこむことで、生きた刑事実務を伝授。その勉強方法は、試験だけでなく、合格後にも繋がります。
 
【本書の特長】
1 予備試験の法律実務基礎科目(刑事)のインプット教材。
2 重要度がわかるランク付けでメリハリの効いた内容。
3 判例の立場を軸に据えたわかりやすい解説。
4 実際の試験問題を素材に、思考の筋道と答案例を掲載。
5 受験生の再現答案をもとにした「口述試験 再現」。
6 答案を書くうえで落としてはいけない重要ポイントをシート化した「要点CHECK」。
7 フローチャート・図表や例示の多用。 
8 実務がイメージできる書類・書式のサンプル、「コラム」。

? 理論編─事実認定
第1章 事実認定の基本構造
 ? 学ぶべきテーマ
 ? 犯人性と犯罪の成否
 ? 犯人性の問題における証拠構造
 ? 間接事実の推認力
 ? 供述の信用性
 ? 予備試験で問われていること
第2章 犯人性
 ? 犯人性起案(犯人性答案)の構成
 ? 基本的な考え方
 ? 検討事項
 ? 間接事実の作り方
 ? 間接事実の推認力
 ? 間接事実の総合
 ? 供述証拠の信用性
 ? 被告人の弁解
第3章 犯罪の成否
 ? 総論
 ? 殺意
 ? 共謀
 ? 薬物使用の故意
 ? 正当防衛
 ? 盗品等の知情(盗品等罪)
 ? 被害者の占有(窃盗罪)
 ? 暴行,脅迫(強盗罪と恐喝罪)

? 手続編─実務上の手続の概要とポイント
第1章 捜査段階
 ? 逮捕
 ? 勾留(被疑者勾留)
 ? 取調べ
 ? 被疑者段階における弁護活動
第2章 保釈
 ? 保釈の要件
 ? 保釈における弁護活動
第3章 公判段階
 ? 公判手続の流れ
 ? 第1回公判期日前の手続
 ? 冒頭手続
 ? 証拠調べ手続
 ? 公判段階における弁護活動
 ? 裁判,上訴

? 実践編
第1章 答案作成にあたって
第2章 予備試験サンプル問題
 ? 思考の筋道
 ? 答案例
第3章 平成25年度予備試験論文問題
 ? 思考の筋道
 ? 答案例

? 法曹倫理
第1章 弁護士倫理
 ? 総則
 ? 依頼者との関係による規律
 ? 刑事弁護における規律
 ? 共犯者間の利益相反
第2章 検察官倫理
 ? 公益の代表者としての検察官
 ? 検察官の職権行使の独立性
 ? 職務の公正に対する信頼確保

付録─口述試験 再現・要点CHECK
【事項索引・判例索引】

伊藤塾[イトウジュク]

山本 悠揮[ヤマモト ユウキ]

内容説明

予備試験の法律実務基礎科目(刑事)のインプット教材。重要度がわかるランク付けでメリハリの効いた内容。判例の立場を軸に据えたわかりやすい解説。実際の試験問題を素材に、思考の筋道と答案例を掲載。受験生の再現答案をもとにした「口述試験再現」。答案を書くうえで落としてはいけない重要ポイントをシート化した「要点CHECK」。フローチャート・図表や例示の多用。実務がイメージできる書類・書式のサンプル、「コラム」。

目次

1 理論編―事実認定(事実認定の基本構造;犯人性;犯罪の成否)
2 手続編―実務上の手続の概要とポイント(捜査段階;保釈;公判段階)
3 実践編(答案作成にあたって;予備試験サンプル問題;平成25年度予備試験論文問題)
4 法曹倫理(弁護士倫理;検察官倫理)
付録―口述試験再現・要点CHECK

著者等紹介

山本悠揮[ヤマモトユウキ]
伊藤塾専任講師・弁護士。京都大学法学部卒。立命館大学法科大学院在学中、2008年度旧司法試験の論文式試験において1位合格の成績を修める。2010年弁護士登録。京都弁護士会所属。2016年度より立命館大学法学部において授業担当講師として法政特殊講義を担当。現在、伊藤塾大阪梅田校・京都校で基礎マスター講義などを担当。緻密に論理をつむぐ指導を得意とする。また、担当した予備試験ゼミや予備試験コンプリート答練では、工夫を凝らしたオリジナル答案を作成し、みずから手本を見せる指導が好評(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うどんさん

0
刑法・刑事訴訟法で学ぶ基本的な要件の事実認定について解説しており、手続きについての解説も時系列に沿った構成をとっているため具体的なイメージがしやすい。予備試験の刑事実務論文の参考答案や口述試験の再現が掲載されており、予備試験受験生にとっては過去問を解く勉強をする上でとっかかりとなる一冊。刑訴に関しては基本論点が簡潔にまとまっており、復習にも使えると感じた。2022/04/02

g830165

0
『なお、ケース5に関しては、第一審で死刑判決を受けた被告人の控訴審の国選弁護人が、被告人の行為は戦慄を覚えるもので、第一審判決が死刑としたのは当然と思料されるとの控訴趣意書を提出したことが、控訴審の国選弁護人としての義務を尽くしていないとして、損害賠償請求を認めた裁判例が参考になる(東京地判昭和38年11月28日)。』2020/09/19

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