憲法研究叢書<br> 尊厳の法理論―ケアと共感に基づく人権のあり方

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憲法研究叢書
尊厳の法理論―ケアと共感に基づく人権のあり方

  • 朱 穎嬌【著】
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  • サイズ A5判/ページ数 258p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335303395
  • NDC分類 323.01
  • Cコード C3332

出版社内容情報

〈誰もが弱者になりうるということ〉から、尊厳と人権を問い直す

誰もが、少なくともライフサイクルのどこかにおいて何か/誰かに依存し、他者との関係性の中で生きている。〈脆弱性〉を抱えるありのままの人間を前提としたとき、〈自律〉を基軸とした従来の人間の尊厳論ないし人権論は、乗り越えられるべきではないか--。本書は、西洋思想のみならず東洋思想までをも縦横無尽に渉猟しつつ「尊厳」の法理論を根本から再構築しようとする、野心的な研究成果の書籍化です。その先に見据えるのはイノベーションによる肉体や精神の拡張、すなわちトランスヒューマニズム。憲法学の革新は、ここから始まります。

内容説明

“自律”を基軸とした従来の人間の尊厳ないし人権論を乗り越えるべく、西洋思想のみならず東洋思想も縦横無尽に渉猟しつつ、脆弱性を抱えるありのままの人間の視点から「尊厳」の法理論を再構築する。その先に見据えるのはトランスヒューマニズム。憲法学の革新が、ここから始まる。

目次

第1部 人間の尊厳の歴史的展開(西洋および東洋の歴史における人間の尊厳;現代世界における人間の尊厳の発展と変容)
第2部 人間の尊厳をめぐる法理論(各国における人間の尊厳の憲法的保障;人間の尊厳の新たな理論構成;日本における人間の尊厳保障の可能性)
第3部 人間の尊厳のゆくえ(人間の尊厳を越え出るもの?;トランスヒューマニズムと人間の尊厳)

著者等紹介

朱穎嬌[シュエイキョウ]
京都大学大学院法学研究科博士後期課程修了、博士(法学)。同研究科特定助教を経て、九州大学高等研究院特任助教。これまでの研究は、人間の尊厳というキーワードを中心に、子ども、高齢者、障害者など特に脆弱性を有する人々の権利保障を図ることから、人権のあり方やその根底にある人間の尊厳の本質を探究してきた。また最近では、人間の尊厳が問われる新たな問題領域、つまり高度技術社会の進展によって生まれた人間の増強・拡張の可能性およびその法的・倫理的な問題について、技術哲学の議論に着目しつつ、積極的に理論研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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