出版社内容情報
国際法は、法と見なされるべきなのか!?
今日、我々が生きる「グローバルな法秩序」の要としての国際法。
「国際法は何か」という古く論争的な問いは、法固有の正統性原理と接続され、法実践のうちへと投げ返される。
グローバルな法の支配の構想を切り拓く哲学的探究の軌跡。
内容説明
今日、我々が生きる「グローバルな法秩序」の要としての国際法。「国際法は法か」という古く論争的な問いは、法固有の正統性原理と接続され、法実践のうちへと投げ返される。グローバルな法の支配の構想を切り拓く哲学的探究の軌跡。
目次
第1章 グローバルな法秩序の中の国際法と国内法(はじめに―現れつつあるグローバルな法秩序;グローバルな法定立と国際法 ほか)
第2章 「国際法は法か」という問いについての問い(はじめに―分析視角の設定;理念化アプローチ ほか)
第3章 国際法実践におけるグローバルな正義の追求(はじめに;国際法定立と正義 ほか)
第4章 国際法の正統性(国際法の法性(legality)問題の性質
法が法であるための最低限の道徳性 ほか)
著者等紹介
郭舜[カクシュン]
現職、早稲田大学法学学術院教授(専攻法哲学)。1978年東京生まれ。2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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