内容説明
自由社会とは何かを根底から問う!外国人労働者問題、脳死と臓器移植、子どもの人権など現代社会において問われる自由のあり方は多様である。「寛容」「共生」「論争」という斬新な切り口で、社会における自由の意味に新たなパースペクティヴを拓く哲学的冒険の書。
目次
1 自由主義的人間論―試行錯誤的動物としての人間(自由とルール;動物と人間;試行錯誤的に解釈する存在としての人間)
2 法哲学的視点―人間・社会・法(価値相対主義から多元主義へ;多元主義と「共生の作法」としての人間社会;厳格な法の概念から権威ある提案としての法の概念へ)
3 自由交換論(人間は交換する動物である;自由交換の概念;日本社会と論争の分析)
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