現代宗教とスピリチュアル・マーケット

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  • サイズ A5判/ページ数 351p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335161001
  • NDC分類 161.3
  • Cコード C3014

内容説明

マーケットの視点から見える現代宗教のダイナミズム。ツーリズム、アニメ、映画、自己啓発などに宗教的要素が紛れ込み、好みのままに宗教を選ぶ消費者と需要に応じる供給者のダイナミズムが生まれている。グローバル化する消費文化のなかで宗教はいかに生き、変化しているのか?

目次

序論 現代宗教とスピリチュアル・マーケット
第1部 パワースポットとスピリチュアル・マーケット(ジェネリック宗教試論―脱信仰化する現代宗教;消費される場所、脱商品化される旅―パワースポット観光と旅行業界の変容;パワースポットのメンタリティ―禁欲と欲望のはざまで;二〇一〇年代のスピリチュアル市場における先祖供養と墓参り;亡き人を思う供養の祭りへ―川倉賽の河原地蔵尊例大祭の変容)
第2部 聖地の変容とツーリズム(近代日本の鉄道と社寺参詣;ツーリズムによる聖地運営システムの構築―比叡山延暦寺を事例として;「山伏文化」の商品化・資源化―山形県・手向集落を事例に;長崎の世界遺産と隠れキリシタン;アニメ「聖地巡礼」の生成と展開―『らき☆すた』と『君の名は。』をメルクマールに;神々の過疎化―地域開発のなかの聖地と政教分離;戦間期都市近郊地域社会と神社聖地論―東京市碑文谷公園の誕生と富岡丘蔵;聖地巡礼ツーリズムにおける「生きられた聖地」と「想像された聖地」―英領期インドのブッタガヤにおける仏跡復興運動を通して見た)
第3部 グローバル化とスピリチュアル・マーケット(ウスターズたちのスピリチュアル・マーケット―インドネシアにおけるマッカ巡礼ビジネスをめぐるイスラーム的感性;ノスタルジック・ニューエイジ―スピリチュアリティの「聖地」グラストンベリー;現代チベットの菜食主義運動と牧畜社会―「生き物の命」を媒介とするスピリチュアル・マーケットの動態)

著者等紹介

山中弘[ヤマナカヒロシ]
筑波大学特命教授(名誉教授)。専門は宗教学、宗教社会学。イギリスを中心とした欧米の宗教史から、アニメ、聖地、巡礼ツーリズムなど、現代社会の宗教変容を論ずる現代宗教論まで、幅広い領域を対象とした研究を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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mittsko

6
現代宗教は私事化と再公共化の両面からなり、両者は相互に反復する(独自研究) ※ 現代宗教を「マーケット」から、よって消費、メディア、グローバル化の観点から読み解く論集。編者の山中先生は20年近く「宗教とツーリズム」研究を主導してきた。その成果を「マーケット」論として拡充発展させたかたち。寄稿者は、編者に加え15名。うち12名が日本の事例から、日本以外ではインド、インドネシア、イギリス、チベットの4事例から、表題の問題に個別研究として細部を与える。山中先生の「軽い宗教」論を次々とエンドース。もはや定説ですね2021/02/12

フクロウ

2
科研研究基盤Bの「ツーリズムにおける「スピリチュアル・マーケット」の展開の比較研究」による、16名の研究者による同テーマにかかわる論文集。現代宗教といえども後期近代・後期資本主義の社会浸透から逃れられず、信者=消費者側の個々人のニーズに従った宗教ないしスピリチュアリティのつまみ食い的状況と、しかしそのようなニーズに迎合しないと生き残れない宗教側による擦り寄りという、山中弘の現状認識を基本的パースペクティブとして共有する。アプローチもケーススタディの比較対象地も様々で、ある種の鳥瞰ができるかもしれない。2023/05/28

Go Extreme

1
パワースポットとスピリチュアル・マーケット:ジェネリック宗教試論―脱信仰化する現代宗教 消費される場所、脱商品化される旅―パワースポット観光と旅行業界の変容 パワースポットのメンタリティ―禁欲と欲望のはざまで 聖地の変容とツーリズム:近代日本の鉄道と社寺参詣 ツーリズムによる聖地運営システムの構築―比叡山延暦寺 山伏文化の商品化・資源化 神々の過疎化 グローバル化とスピリチュアル・マーケット:ウスターズたちのスピリチュアル・マーケット ノスタルジック・ニューエイジ 現代チベットの菜食主義運動と牧畜社会2021/03/21

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