内容説明
毎日の食べ物、服装、習慣となっている行動、生きる目的。こうしたものに深く関わる宗教文化。多様な宗教文化への配慮が欠かせないグローバル化時代に、どんな素養と発想が求められるのか。ここ10年ほどに広がりを見せた宗教文化教育の目指すところについて、具体的事例に即して説明する。
目次
第1章 身の回りにある宗教文化の急速な多様化
第2章 生活の中にある宗教文化
第3章 映像に投射された宗教文化
第4章 宗教教育から宗教文化教育へ
第5章 情報時代に培われた宗教イメージ
第6章 宗教文化の“ウチ”と“ソト”
著者等紹介
井上順孝[イノウエノブタカ]
1948年鹿児島県生まれ。1974年東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。東京大学文学部助手、國學院大學神道文化学部教授、同学日本文化研究所所長(兼任)、同学研究開発推進機構機構長(兼任)等を歴任。國學院大學名誉教授、宗教情報リサーチセンター長、宗教文化教育推進センター長、アメリカ芸術科学アカデミー外国人名誉会員。博士(宗教学)。元「宗教と社会」学会会長、元日本宗教学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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