目次
共存への旅立ち―本書のねらいと背景
第1部 もり・さと・うみ(講演 森・里・海の絆を結ぶ;森・川・海の聞き書き甲子園;山・杜・海をつなぐ神の道)
第2部 地域・生活・環境(共存社会と「関係性の豊かさ」―三・一一大震災におけるみやぎ生協の取組み;都市生活における共存と神社の関わり―東京「大塚まちの灯り」の試み;神社からみる共存空間―消えていく集落にみる足尾町の暮らし;地域の特徴を活かした価値の創出―上勝町の彩事業)
第3部 近世から現代へ(近世国学思想から見た共存の諸相;「旧派」「新派」共存の背景―明治期和歌の伝統継承と革新運動;共存の困難さ―帝国と植民地、海外神社の経験が紡ぐもの;東アジアの神の杜の燐鉱と持続保全)
第4部 アジアから世界へ(アジアに広がる華人企業と地域共存の課題―インドネシアの経験から;グローバル経済における競争と共存―日本と韓国のFTA政策;文化多様性と共存の行方―欧米の動向をふまえて;多様性が織りなすグローバルとローカルの世界動向―共存社会の展望)
著者等紹介
古沢広祐[フルサワコウユウ]
國學院大學経済学部教授、共存学プロジェクトリーダー。環境社会経済学、持続可能社会論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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