国学者の神信仰―神道神学に基づく考察

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  • サイズ A5判/ページ数 303p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784335160578
  • NDC分類 170.4
  • Cコード C3014

内容説明

本居宣長、橘守部、鈴木重胤ら近世国学者に神道神学を発見する。たとえ当時「神道神学」という学問の名称が存在しなかったにせよ、「古道」を論じた近世の国学者の業績は「神道神学」であったといえる。国学の巨人達を新たな視点からとらえる野心的考察。

目次

戦後神道神学研究史と本書の課題
第1編 本居宣長の神信仰(ルードルフ・オットーのヌミノーゼ概念―本居宣長の「神の定義」との比較;本居宣長の神観念)
第2編 橘守部の神信仰(橘守部の神理解;「顕生魂」説の原由―橘守部の神学)
第3編 鈴木重胤の神信仰(鈴木重胤と神祇祭祀―神学確立過程に関する一考察;『祝詞講義』と明治期の祝詞研究)
第4編 組織神学に基づく神道の神理解(荒魂考;“豊受大神敬祭説”をめぐって;多神信仰の論理―国学者の視点)
近代神宮の道程―御巫清直の思想と古儀復興

著者等紹介

中野裕三[ナカノユウゾウ]
昭和38年、神奈川県に生れる。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期単位修得満期退学。修士(神道学)。専攻は神道神学。現職、國學院大學研究開発推進機構特別専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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