久伊豆神社小教院叢書
荷田春満の国学と神道史

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  • サイズ A5判/ページ数 427,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784335160431
  • NDC分類 121.52
  • Cコード C3014

内容説明

荷田春満が活躍した「荷田派の時代」に光を当て、近世の祭祀、神社・神職の実践的な活動と国学の思想を関連づけ、神道学による国学研究の枠組みを広げる意欲作。

目次

第1章 荷田春満の学問形成と展開(荷田春満と契沖の学的関係―『日本書紀神代巻訓釈伝類語』を中心に;荷田春満の学統に関する一考察―奥村仲之との関係を中心にして;荷田春満の神代巻解釈の形成過程―稲荷社祭神説と関連して;荷田春満の伝授否定とその意味―国学の発生と関連して;『日本書紀』神代巻購読の聞書および問答書類について)
第2章 春満学の継承と展開(稲荷社祠官著作の由緒記と荷田春満の神代巻解釈;賀茂真淵の古道観)
第3章 遠州荷田派の学問・行動と神社(杉浦国頭の学問形成と家職―前期国学研究の課題と関連して;近世遠江国における式内社研究―国学者の著述を中心に;近世遠江国における神社・神職の組織化の問題)
第4章 近代国学への展望とその研究(「気吹舎蔵板」版行に関する基礎的研究―「伊吹廼屋先生及門人著述刻成之書目」各種の紹介と考察;維新期平田派国学と民俗信仰―『宮比神』神像画を例にして;近代神道学者の国学観;國学院大学日本文化研究所における国学研究の歩み)

著者等紹介

松本久史[マツモトヒサシ]
昭和42(1967)年、栃木県宇都宮市生まれ。國學院大學大学院文学研究科神道学専攻博士課程後期単位取得満期退学。修士(神道学)専攻は、近世近代の神道・国学史。現職、國學院大學日本文化研究所助手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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中村明裕

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荷田春満を中心とした神道史の研究書。荷田春満に始まり、遠州を中心とした春満の学問の継承、そして篤胤へ、近代へ、と続く。国学と言えば宣長のイメージが強いかもしれないが、宣長以外の国学にもテーマは多い。2021/09/05

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