目次
お社は自然と人間の聖なる出会いの場
「カミ」は日本語独自の「神」
まつりは神と人との交流
秩父神社の夜祭り
祭りと町づくり
自然と都市を調和するお社
鎮守の森の役割
生けるものすべてに宿る生命
神道は仏教との対比からきたことば
神道からみる生命の連続性〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うえ
11
「秩父神社の柞の森は、社殿のない古い時代から、神様をお祭りする祭場でありました。神様の鎮まる神名備(かんなび)という古い言葉がありますが、秩父の夜祭りでは、その神名備ないし神名備山という位置にそびえる武甲の山から、祭場に神様をお迎えする…そういう古い意味でのお社からはじまって、やがて御社殿ができ上がり、それから八意思兼神(ヤゴコロオモイカネノカミ)という、中央の古典にも神話にも出てくる神様のお名前がはっきり出てくる…もとは夜祭りのことを妙見待とか、妙見祭りと言っていまして、これをマチと呼んでいます」2021/05/04
phmchb
3
【目次】お社は自然と人間の聖なる出会いの場・「カミ」は日本語独自の「神」・まつりは神と人との交流・秩父神社の夜祭り・祭りと町づくり・自然と都市を調和するお社・鎮守の森の役割・生けるものすべてに宿る生命・神道は仏教との対比からきたことば・神道からみる生命の連続性・生と死によって結ばれるもの・死者と生者とのかかわり・本居宣長の古事記研究から・死に対する文化・誤った神道イメージが伝わった時代・2020/02/28