出版社内容情報
政治学の基礎概念から、感染症対策と地方自治制度等、最新の内外情勢を反映した改訂版!
本書は、大学において政治学を学ぶ学生に対して、伝統的あるいは歴史的な政治思想や制度の基礎的な知識と、現代の新しい政治システムおよび思索を伝授することを目的としています。さらに、各節見開き2頁におさめることで辞書的な機能を持たせ、政治学のポイントが読みやすく理解しやすい構成となっています。
目次
政治とは何か―政治学を学ぶ人のために
政治学の基礎概念
政治思想の歴史
政治研究の変遷
デモクラシーの理論と諸相
権力分立をめぐる歴史的潮流と課題
選挙制度と投票行動
政党と政党システム
圧力団体・NGO・NPO
インターネットと政治
主要国の政治スステム
国際政治
現代日本の外交と政治
日本の行政―幕藩体制から現在まで
日本の地方自治
著者等紹介
渡邉容一郎[ワタナベヨウイチロウ]
日本大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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キヌギヌ
5
軽く読めて面白い。しかし、読みづらい。例えば、p188の『リアリズムと並んでリベラリズムの国際政治理論がもう一つの理論潮流となっており、以下の三点を基本仮定としている。』これは「リアリズムと並んで国際政治理論のもう一つの理論潮流となっているのがリアリズムである。これは以下の三点を基本仮定としている。」と同義だろうか?一見して意味が分からなかった。内容は良く整理されていて分かりやすいだけに文章の理解しにくさだけが難点。しかもそれは純粋に文法的なところに理由があり、救いがたい。2024/02/04
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