出版社内容情報
授業の予習や通信教育での独習に適した初学者向けの大学テキスト●授業の予習や通信教育での独習に適した初学者向けの大学テキスト
本書は、理論的な論争状況の紹介は原則として省略し、通説・判例を中心に基礎的知識を提供することを基本方針としている。内容は、労働基準法を中心とした個別的労働法と、労働組合法を中心とした集団的労働法の2つの領域を含む。この2つは、労働法体系を支える車の両輪であり、本書によって、コンパクトながらも労働法の全体像がつかめるはずである。基本的な最高裁判例は、できるだけ指摘するよう心がけた。また、新しい立法動向を反映させることによって、若い学生諸君の旺盛な知的関心に応えられるようにした。本書が、通説・判例と新しさを兼ね備えた、教員と学生の双方にとって使いやすいテキストとして、多くの大学で活用され、労働法の学習の手助けとなれば幸いである。
第1章 労働法の原理(新谷眞人)
第2章 労働基準法の理念と労働契約(長谷川聡)
第3章 就業規則と労働契約(大山盛義)
第4章 配転・出向・転籍(長谷川聡)
第5章 賃金の保護(長谷川聡)
第6章 労働時間の規制(小俣勝治)
第7章 休憩・休日・年次有給休暇(田中建一)
第8章 労働災害の予防と災害補償(田中建一)
第9章 女性・非正規労働者と労働法(田中建一)
第10章 雇用の終了(大山盛義)
第11章 団結権保障と労働組合法(新谷眞人)
第12章 不当労働行為制度(滝原啓允)
第13章 団体交渉と労働協約(滝原啓允)
第14章 争議行為(滝原啓允)
新谷 眞人[アラヤ マサト]
編集
目次
労働法の原理
労働基準法の理念と労働契約
就業規則と労働契約
配転・出向・転籍
賃金の保護
労働時間の規制
休憩・休日・年次有給休暇
労働災害の予防と災害補償
女性・非正規労働者と労働法
雇用の終了〔ほか〕
著者等紹介
新谷眞人[アラヤマサト]
日本大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。