内容説明
授業の予習や独習に適した初学者向けの大学テキスト。一般教養としての心理学を学び、それを基にして「考える」体験へと導く入門書。章ごとに学習のポイントを簡潔にまとめ、内容の理解を助けるために、図や表を多用。研究の最前線をトピックとして採り上げた。各章の学習をさらに深めるための参考文献を挙げ、章ごとの関連問題「考えてみよう」で知識を確認。
目次
第1章 心理学の方法
第2章 感覚・知覚・感性
第3章 記憶と学習
第4章 感情
第5章 性格
第6章 心の発達
第7章 社会行動
第8章 臨床心理
著者等紹介
和田万紀[ワダマキ]
日本大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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1
心理学の教科書です。講義の参考書として挙げられていたので、マケプレから買ってみました(肝心の講義は切りました)。心理学というと、人を騙せそうなテクニックに関して取り上げられているものという印象がありましたが、人の知性、感性、成長等について学術的にアプローチする学問だと知りました。また、自然科学のように直接的に実証できない問題を上手く克服していることを知りましたが、ここらへん主義による論争がありそう。この先脳科学の進歩が期待されるので、神経ネットワークと感情の関係が分かるようになればいいですね。2016/07/19
とっきー
0
心理学についてはほぼ無知の状態であったが、普段考えていることに近いことから、全く思ってもいなかったことまで知ることができておもしろかった。2014/07/17