内容説明
授業の予習や独習に適した初学者向けの大学テキスト。国際関係論の基本的な知識から最新のテーマまでをわかりやすく解説した概説書。
目次
第1編 序論と歴史分析(国際関係論はどのような学問なのか;20世紀の国際関係をどう理解するのか)
第2編 国際関係の現状分析(今日の国際関係をどう読むのか;グローバリゼーションの時代をどう読むのか;現代の安全保障をどう読むのか;北東アジアの政治と国際関係をどう読むのか;国際社会における日本の位置づけをどう読むのか)
第3編 国際関係の理論的分析(世界観と国際関係理論の構築;国際レジーム論とグローバル・ガバナンス論;リージョナリズムと欧州統合)
第4編 現代国際関係の課題(南北問題をどう解決するのか;地球環境問題をどう解決するのか;非国家アクターの台頭をどう見るのか;市民社会は世界を動かすことができるのか;国際紛争・国内紛争をどう解決するのか)
著者等紹介
佐渡友哲[サドトモテツ]
日本大学法学部教授
信夫隆司[シノブタカシ]
日本大学法学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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AKI
1
国際政治学においても非国家主体が存在感を増す中でますます国際政治学と国際関係論の境目は曖昧になっていくんだろうと思いました。2020/07/09
いかちゃん
0
第二読。国際関係論とは、国際社会の研究を対象とし、人間とは何かを追究する学問である。2013/12/20
いかちゃん
0
国際関係論については初学者あるが大体の概要はつかめたと思う。記述も簡易で分りやすい。あと2回は読んで理解を深めたいと思う。2013/12/17
なおく
0
かなり読みやすい教科書。僕はグローバリゼーションについて関心があったみたいだ。 グローバリゼーションには光と闇が存在する。光は世界単一市場のグローバル経済が回ること。それに対して、闇は先進国と途上国の貧富の差の固定化や拡大化という問題があること。 佐藤優氏も指摘していたような気がするが、これは新しい帝国主義の形なのではないか。2020/02/04