目次
宗教学への招待―宗教とはなんだろう
1 宗教を体験する(祈り―なぜ人は祈るのか;儀礼―なぜ儀礼があるのか;祭り―なぜ祭りに熱中するのか;修行と戒律―なぜ修行が必要なのか)
2 宗教の世界(神話―現代に生きる神話的世界;死後の世界―人は死んだらどこに行くのか;シャマニズム―神がかりと憑きものの世界;聖地と巡礼―聖なる旅の目的)
3 宗教学と現代社会(宗教学への接近―宗教現象を研究する;宗教団体の多様性―教団の存在意義とは;現代日本の宗教―日本人の宗教はどこへ向かうのか)
著者等紹介
石井研士[イシイケンジ]
國學院大學神道文化学部教授、博士(宗教学)。1954年生まれ。東京大学人文科学研究科宗教学宗教史学博士課程修了。東京大学文学部助手、文化庁宗教課専門職員を経て現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たろーたん
4
宗教社会学は宗教の果たしてきた機能を抽出することで、宗教を越えて、文化や価値観のレベルで語る。宗教は私たちの行為を根本な部分で規定している価値システムであり、そう考えると、社会のシステムの一つとして宗教を見るって感じなのかな、と合点がいった。あと、個人的に面白かったのはISSPの調査で、フィリピンやアメリカだと宗教団体の信頼度が、非常に信頼、かなり信頼、まあ信頼を入れると8割近くあったのに対して、日本だと3割にいかないくらいだったこと。また信頼度に関しては20%近くで殆ど信用されてない。2023/02/10
Go Extreme
0
宗教性:埋葬・誕生・動物 アニミズム:アニマ・霊魂 単一神教・交替神教・唯一神教 有神論・無神論 ヒューマニズムの宗教 デュルケム・儀礼:消極的・積極的 儀礼の三段階:分離→過渡→統合 祭りの構造:祭儀・祝祭 世界起源神話:創造神の意志・原初の巨人の死・宇宙卵・世界両親・進化型・海底からの泥 シャマニズム;シャーマンを中心とする呪術・宗教的形態 脱魂型・憑依型 コムニタス=反構造 宗教学:神学的・宗教哲学的・宗教史的・宗教学的 宗教+社会学・心理学・民俗学・地理学 合致的・自然的宗教集団 独自的宗教集団2020/06/25
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