内容説明
立憲主義ってどうして大切なんだろう？集団的自衛権の行使をめぐって論争になるのはなぜ？表現の自由があるんだから何を言っても許される？憲法について、知る、考える、調べる。
目次
立憲主義ってそんなに大事なの？―憲法の基礎
政治に参加してみよう！―選挙と参政権
法律はどうやって作られる？―国会の役割
内閣は政治の主役か、脇役か？―行政権と議院内閣制
裁判所の役割を知ろう！―司法権と裁判制度
天皇制とは何だろう？―天皇制
平和について考えてみよう！―平和主義
人権ってどんな権利だろう？―人権の理念・歴史・特質
それって人権問題？―人権総論
さまざまな価値観を尊重するために―信教の自由と政教分離
スクープなら何を書いても許される？―表現の自由
どこで何をして暮らしてもいいの？―経済的自由
もしも逮捕されたら？―人身の自由
もっと支え合える社会へ―社会権
自由って、何をしてもいってこと？―幸福追求権と平等
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃん
8
【勉強本】装丁がライトな感じだったけど、想定よりも小じっかり書かれていて良かった。論点や判例がキッチリ押さえられていたし、憲法を巡る最新動向も紹介されていて、いい復習になった。2016/05/31
Yakmy
2
高校と大学のつなぎ。イラストがあり、高校の教科書のようだが、内容は大学レベルである。2016/12/19
jackgingereric
2
めちゃくちゃ分かり易い。2015/09/14
ミカド
1
憲法についての入門テキスト。総論、統治機構、人権の順番で記述されており記述されている内容は基礎的なものがほとんど。判例、学説は基本的に左側の注に記されている。初めて読む人は注を無視して本文を読み、２回目以降判例等を確認しながら読むといいかも。本文は非常にに分かりやすかったです。2018/09/12
ほたる
1
憲法に関心のある人が初めて手に取る一冊として、判例・通説がよくまとまっている教科書。憲法に興味のある中高生が手に取ってもわかりやすいのではないだろうか。最後のページにこの次に読むべき本として芦部憲法などの基本書が参考文献としてあげられているが、この本から一足飛びに基本書に行くよりは、もう少し詳しい本を読んでから基本書へステップアップしたほうが理解がスムーズだと思われる。2017/05/02
