出版社内容情報
辻仁成[ツジ ヒトナリ]
著・文・その他
内容説明
人生には不意に予期せぬことが起こります。朝でも昼でも深夜であろうと、うつむきそうになったとき、パラパラめくって偶然開いたページをまずは読んでみてください。そこには、人が立ち直るための方法がずらりと書かれてあります。そうです、自分にさえ負けなければ人はくじけることがないのです。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
179
弱っているときはじっとしていろ。英気を養い再起の機会を待てばいい。息子へ向けた立ち直る力溢れる言葉から始まる本書。…思い通りにいかなくてもヤケになっちゃいけない。人生に近道はない。挫折しなければ辿り着くための道はいくらでもある。…寂しさのない人はいない。微笑みの奥にみんな隠している。弱音を吐いていい。愚痴っていい。無理しているのはわかっている。大丈夫だ。苦しみは心のシグナル。立ち止まるべき。回復したら進めばいい。迷子になったら、たまには自分に優しくして。余計なことを考えないこと。また笑えるときが来るから。2022/04/16
starbro
177
辻仁成は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者の息子に向けた、緩い人生訓。『疲れない程度にポジティブ』で生きれば、人生HAPPYなのかも知れません。山田全自動のイラストと本書の内容がマッチしていない気がするのですが・・・山田全自動のイラストは好きでありません(笑)2018/04/01
いこ
95
辻仁成さんが、息子さんに向けて書かれた言葉たちです。うつむきそうになった時に立ち直る方法が200くらい書かれています。例えば『負けたと思わなければ、人は誰も負けない。負けたと諦めたときに、人はその言葉に負けるだけだ』とか『昨日のことは、もうどんなに騒いでもやり直すことはできないんだけど、今日とか明日、これからはまだいくらでも頑張ることができるんだよ。スゲーだろ。やり直せない昨日のことで悩むより、なんとかなる今を大事にしな。』とか。弱っている心に効きます。疲れた心に沁みます。また、付箋を貼りまくりました。2022/03/26
Yamazon2030
86
2019(13) 辻さんのツイッターを見てる感じの短い文で書かれた、人生訓。息子さんへ書かれたものらしく、愛に溢れてる。 「いつか、娘にこんな言葉をかけてあげたい」そう思ってページを閉じた。2019/03/09
モリー
77
ゲーム以外何もやる気のない愚息へ語る言葉を探していたときにこの本に出会った。「弱っているときはじっとしていろ。英気を養い、再起の機会を待てばいい。人間、立ち直る力だ。」という冒頭の言葉に親の愛情を強く感じた。本書に掲載された言葉の殆どは辻仁成さんからご自身の息子へ向けて書かれたそうだ。しかし、“息子よ…”と語りかける言葉から“息子よ”を取ると誰にでも語れる言葉だったという。実際、私自身どれだけこの本の中の言葉から立ち直る力を得たことか。我が愛息には次の言葉を読んでもらった。【よく生きたら、心は】下へ続く↓2022/10/29
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