使用人たちが見たホワイトハウス―世界一有名な「家」の知られざる裏側

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使用人たちが見たホワイトハウス―世界一有名な「家」の知られざる裏側

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  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334978945
  • NDC分類 312.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報



ケイト・アンダーセン・ブラウワー[ケイト・アンダーセン・ブラウワー]

江口 泰子[エグチ タイコ]

内容説明

ワシントンDC、ペンシルヴェニア大通り1600番地―6階建て、132の部屋、147の窓、35のバスルーム、28の暖炉、3基のエレベータ、4つの階段からなるホワイトハウス。第2代大統領ジョン・アダムズ以来の大統領一家が住まい、世界の多くの国賓を迎えてきたこの建物は、合衆国大統領の権力を示すシンボルである。このホワイトハウスには、執事、ドアマン、料理人、フローリストなど、100人以上のスタッフがいる。大統領は代わっても、彼らは基本的に交代しない。大統領の日々の生活を支える彼らこそ、アメリカの歴史の証人なのだ(ただし口は堅い)。膨大な数の過去・現在の使用人たち、ファーストレディ、元大統領の子どもたちへの徹底的な取材により、「家」としてのホワイトハウスの真の姿を初めて明かしたベストセラー・ノンフィクション。

目次

第1章 カオスを制御する
第2章 秘密を守る
第3章 献身
第4章 過大な要求
第5章 暗黒の日々
第6章 犠牲
第7章 人種とレジデンス
第8章 噂話といたずら
第9章 ホワイトハウスで成長する子どもたち
第10章 悲しみと希望

著者等紹介

ブラウワー,ケイト・アンダーセン[ブラウワー,ケイトアンダーセン] [Brower,Kate Andersen]
ジャーナリスト。ブルームバーグ・ニュースの記者として、4年間にわたりオバマ大統領とホワイトハウスを取材しつづけた。かつてはCBSニュースのスタッフやフォックス・ニュースのプロデューサーも務めていた。ホワイトハウスの使用人への徹底的な取材によってその裏側を描き出した本書は、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーとなった

江口泰子[エグチタイコ]
翻訳家。法政大学法学部卒。編集事務所、広告企画会社を経て翻訳業に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

27
米大統領の住まうホワイトハウスという場所、そこで働く使用人たちの目から見た歴代の大統領とその家族の逸話に迫ったノンフィクション。すでに他界した大統領の逸話にはスキャンダラスなものも含まれるが、基本的には他に比べる事のできない「大統領一家」の生活とかれらに仕える人々の心温まるエピソードが多く読後感は良いです。人種問題や大統領暗殺、911とアメリカの歴史に沿って述べられる逸話はやはりとても面白く興味深かった。そしてこれ、読んだ人はみな思う事でしょうが、ここにあのトランプ一家が来るんですよね……!想像できない。2017/05/10

Wisteria

11
すごく良かった。世界や歴史が動いている真っ只中にいながらも粛々と職務を全うするプロフェッショナル集団。それだけではなく大統領とファーストファミリーに愛情と真心と誠実さを持って確かな人間関係を築いている。数々の写真からもお互いを信頼し合う様子が伝わってくる温かさが感じられた。2017/12/17

GASHOW

10
大統領の生命を守るためには、食べ物の毒に気を付けなければいけないし、配送物の受取も危険だ。身の回りを多くの人にみてもらう代わりにプライバシーは無くなるが、ホワイトハウスの執事はプライバシーを配慮をしている。「見ない、聞かない、話さない」「他人をいれない」という。大統領家族もねらわれるため保護をする。若気の至りも含めてプライバシーは守られる。最大の信頼のもとにプライバシーを守るプロ集団がそこにいる。2017/03/01

fukuokakomachi

7
知られざるホワイトハウスの内情がそこで働く使用人へのインタビューから描かれていて、ネタとしてはとびきり面白い。 ただ、明らかにコピペしたと思われる文章が数回出てきたり、同じエピソードが繰り返し書かれていたり、一応章立てはしているものの、うまくまとまっておらずエピソードを書き連ねているだけという感じだったりで、クオリティとしては決して高いとは言えない。それは原著の問題だが、誤植という日本語版の問題も。 ただこの本、早く出版されすぎた。トランプ時代のエピソードが加わっていたら面白さMAXだったかもしれない。2017/04/07

さくらんぼ(桜さんと呼んでね)

6
ホワイトハウスで働く人々にインタビューして書かれたノンフィクション。大統領になると任期中は家族でホワイトハウスで過ごす大統領一家。彼らが居心地よく寛いで過ごせるよう尽力するスタッフの話は面白かった。ただ、話が時系列ではなく書かれていたのが読みにくかったかな。先日読んだお付きメイドの話を思い出した。お金持ちの世界の話を覗き見する感覚だった。『ここで働く本当の素晴らしさはファーストファミリーの愛情や絆を見る機会に恵まれることだ。スタッフが何をしたかではないんだよ』そう思って仕事をしてきたんだなぁ。2017/06/10

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