三本木農業高校の命の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334978785
  • NDC分類 376.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報



青森県立三本木農業高等学校[アオモリケンリツサンボンギノウギョウコウトウガッコウ]

内容説明

「後悔だけはしたくない!」つらくてもやり続けるのは、大切な命を守るため。自信をつけ、夢を見つけ日々、成長していく生徒たち。―三本木農業高校の1年を追った。

目次

春 たくさんの命が芽吹くとき(学校の敷地は、なんと東京ドーム11個分!!;教室ではわからない、生徒の可能性を発見できる実習作業 ほか)
夏 心と体で感じ、大きく成長するとき(「練習時間もないけれど…」部員ふたりだけの馬術部;「ごめんね、私たちのために命を落としてくれたんだね」 ほか)
秋 これまでの努力が実を結ぶとき(粉砕作業は「やらなきゃならない責任」がある;犬たちの鳴き声が“悲鳴”のように聞こえて… ほか)
冬 いままで、そしてこれからを見つめるとき(穫れたてのアスパラを試食!これも授業;自分たちが育てたリンゴがジュースになって ほか)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ユーさん

9
「偏差値教育」とは真逆の「人間教育」。日常生活で命の尊さを、初めから終わりまで自分達の目で「見て・考えて・表現して・伝える」事は、中々経験出来る事ではないです。自分の周りにも、この様な高校があれば、進路や人生が変わっていたかも知れません。それだけの影響力を持った学校であると思います。2017/12/21

a43

8
よい本。よい学校。子どもたちおつかれさまです。青森の動物愛護センターは家からそう遠くはないが、心理的距離が遠くて行けていないが、現実を見た方がいいのかなと。2020/03/02

ぽけっとももんが

8
まさにリアル「銀の匙」。一年間の三本木農業高校の行事を追う。全校を挙げての田植え大会、殺処分された犬や猫の骨を砕いて土に混ぜ花を植えるプロジェクト、鶏の解体、そして寮生活。こういう高校生活を送るという青春もある。おしゃれはとりあえず後回しでいい、と言えるような。ただ高校の紹介としては面白いけれども、誰かに、またはなにかのプロジェクトにじっくり焦点を当出たものを読んでみたい。2016/11/13

座敷童

7
たまたま見つけた本。 自分の子どもが農業高校に通っていたからというワケではないが、命の授業に感動。 義務教育の中でこそやるべきだ!2017/10/27

明日は晴れ

2
三本木農業高校は馬術部の実話映画を知ってたので、何気に手にとって読んでみた。冒頭の「〜まえがきにかえて〜」から、なんだかポロポロ泣けてきた。命の授業には正直ショックを受けた。殺処分もそうだが、鶏の解体はスゴイ経験だよ!10代という感受性豊かな時期に、春・夏・秋・冬を素直に身体で感じて、楽しみながら何かに耐え忍ぶ生活経験は、きっと今後の人生にプラスに働くと思う。多くの人に読んでもらいたい本!2016/09/02

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