内容説明
中高生の病的使用51万8千人、不適応使用104万7千人。あなたのお子さんは大丈夫ですか?ネットゲーム依存、スマホ依存、SNS依存etc.…ネット依存は“病気”です。アルコールや薬物などの“物質”に依存しているわけではありませんが、「ギャンブル依存」や「買い物依存」などと同じように、「行動」や「行為」への依存、という分類にあたります。趣味や娯楽の域を超え、自己コントロールを失うほどになると「依存」と診断され、病気としての治療が必要とされるのです。
目次
第1章 急増する「ネットにハマる」子どもたち
第2章 ネット依存は、何が問題なのか
第3章 ネット依存を精神医学的に解説する
第4章 どうしてそんなにハマるのか、広がるのか
第5章 ネット依存と心の問題
第6章 ネット依存の診断と治療
第7章 「依存傾向」のうちにできること
第8章 上手に利用することが最良の予防法
著者等紹介
遠藤美季[エンドウミキ]
ネット依存アドバイザー。任意団体「エンジェルズアイズ」主宰。アニメーションカメラマン、パソコンインストラクターを経て2002年にサイトを開設。インターネットの使い方やネット依存について、保護者や学校関係者に啓発活動をおこなっている
墨岡孝[スミオカタカシ]
成城墨岡クリニック院長。精神科医。詩人。1947年、静岡県生まれ。慶応義塾大学医学部卒。専門は精神病理学、産業精神医学、社会精神医学。長年、コンピュータと人間の心の問題について取り組んできた。近年は新聞、テレビ、講演などで、ネット依存症についても、その予防と治療について提言をおこなっている。成城墨岡クリニックは、ネット依存症の治療をおこなう日本で数少ない病院のひとつ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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