とっぴんぱらりのぷぅ―田中芳樹のブックガイド

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784334975593
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

稀代のストーリーテラーによる読書案内!
柳広司氏・藤田和日郎氏・久美沙織氏との対談も収録した
ブックガイドの決定版!

内容説明

稀代のストーリーテラーによる読書案内。著者ならではのユニークな読み解き方が満載で、「古典」でぐんと身近に感じられる。物語への情熱を共有できる作家仲間との対談も必読。

目次

第1部 とっぴんぱらりのぷぅインタビュー―本ってこんなにおもしろい!の巻(非日常へのとびら―かの文豪を讃えてリンクしていく物語群;翻案で読めるしあわせ―入門という存在意義;発展的継承とは―人ありてこそ人らしく相対化する視点;時をこえて国をこえて―フィクションの力;偉大なりワトソン君―自由のための技術力;足の下にはワンダーランド―透明だったりタコだったり;飛び出せ恐竜―エポックな河童;幸せに背をむけて―男たちによる男たちのための;身分違いこそ恋の華―愛と野望の女の一生;かくして生まれしファントム―黄金の三角形表現の力それぞれ;作家の理想の最期とは―そして命探偵登場!ヒーローが名を背負う;名作が埋もれる理由―自立するキャラクターとは本の可能性と文学の力)
第2部 とっぴんぱらりのぷぅ対談―本好き仲間と楽しく語るの巻(「ぼくらはこんな物語を読んできた」;「目からウロコが落ちまくり」;「ヒーローはフィクションの中に」)

著者等紹介

田中芳樹[タナカヨシキ]
1952年、熊本県生まれ。1978年『緑の草原に…』で、雑誌「幻影城」の新人賞を受賞してデビュー。その後、次々に壮大なスケールの長編シリーズ作品を発表しつづけている。2006年には『ラインの虜囚』で、子どもたち自身が審査員になって選ぶ、うつのみやこども賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。