世界がドルを棄てた日―歴史的大転換が始まった

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334975579
  • NDC分類 338.97
  • Cコード C0033

出版社内容情報

米国投資銀行リーマン・ブラザーズ破綻後、
世界は基軸通貨としてのドルを棄てざるを得なくなった。
なぜ米国はドルの価値を引き下げるような、
財政赤字の急増や金融破綻の黙認を続け、
ドルに象徴される自国の覇権を自滅させているのか?
金融危機を的中させた著者が、近現代史の隠されたドラマを読み解く!

内容説明

米国投資銀行リーマン・ブラザーズ破綻後、世界は基軸通貨としてのドルを棄てざるを得なくなった。なぜ米国はドルの価値を引き下げるような、財政赤字の急増や金融破綻の黙認を続け、ドルに象徴される自国の覇権を自滅させているのか?金融危機を的中させた著者が、近現代史の隠されたドラマを読み解く。

目次

第1章 自滅する米金融界
第2章 G20で始まる通貨の多極化
第3章 覇権の歴史と多極化
第4章 金融崩壊の経緯
第5章 五重苦の米経済
第6章 アジアに基軸通貨ができる日
第7章 オバマ政権下のドル崩壊と日本の覚醒

著者等紹介

田中宇[タナカサカイ]
1961年生まれ。繊維メーカー勤務1年を経て、共同通信社に入社。その後、マイクロソフト社で「MSNジャーナル」を立ち上げる。現在は個人で国際ニュース解説記事のメールを配信(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tomoyuki.k

1
陰謀論的な記述が多かったが、そういう見方もあるのかと新鮮だった。2014/04/11

ケッパ

1
アメリカ政治は、世界経済全体を発展させ利益を享受したい資本家の集まりの「多極主義者」と世界を米英中心に考えて生きたいという二大勢力により動いてきた。ドルが国際基軸通貨としての地位を失いかけている。ドルの価値を下げるような財政赤字の増加や金融破錠を放置をアメリカ政府がしてきた理由は、アメリカ中心の世界を壊し、EUや中国、日本や他の発展途上国などが台頭している多極的世界を構築しようとしているからだ。金融危機関連の著作には様々なものがあるが、政治と歴史とを絡めたものを自分は初めて読んだので、新鮮だった。2010/01/14

ryutacowboy

1
構成力が欠けているのか、僕の前提の理解度や読解力がないだけか未だにわからないですが、正直読みづらかった。田中宇さんのコラムは似た内容なのに比較的理解しやすいんですが。。。2009/05/21

st

0
真実は小説より奇なり!多極化=グローバル化した世界は寒々しいけどドラマティック。日本は、思い切って第二の「開国」し、世界の荒波に揉まれるべきか。失敗すれば、中国日本領になるかもだけど。2011/11/16

tipsyおじさん

0
ええことが書いてあるのに、なんか読みにくいなあ。2010/02/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/98920
  • ご注意事項

最近チェックした商品