内容説明
最高裁の現役・歴代全裁判官の横顔紹介!本邦初の「国民審査」判断資料読本。
目次
1 サイコーですか?最高裁!―「憲法の番人」について、もっと知りたい
2 現代日本に潜むサイコーのミステリー―最高裁判所七不思議
3 「三審制」という幻想―最高裁の重い腰をあげる難しさ
4 解散・総選挙のかげで「忘れられた一票」―最高裁判所裁判官「国民審査」
資料1 「憲法の番人」に興味がなかった、ニッポンの皆さんへ―最高裁の現役裁判官15名をご紹介!
資料2 過去の「国民審査」結果クロニクル―歴代最高裁長官・判事の人柄と、有権者の戸惑い
著者等紹介
長嶺超輝[ナガミネマサキ]
フリーライター。1975年、長崎県に生まれ、3歳からは熊本で育つ。九州大学法学部を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヤギ郎
13
現行憲法の規定では、2021年のある時点で(衆議院議員選挙の時)最高裁判事の国民審査が行われる。本書は日本の最高裁判所を題材に日本の司法制度の概観をしめしている。やさしい口調で、時々冗談も挟んでいて、楽しく読める。法学入門というより、司法制度入門に近い内容である。最高裁判事の”人”に着目しているところが本書の特徴であるといえる。裁判官といえでも人である。巻末には本書出版当時(2007年)の最高裁判事のプロフィールや判決の解説をしめいしている。最高裁と国民審査に関心を持つきっかけとなる一冊。2021/01/31
Ayaka Yamamoto
1
最高裁の現役・歴代裁判官の方々のエピソード一覧は、Wikipediaで人物欄を見るのが趣味のわたしにとっては、大好物。「裁判員!ここは懲役4年でどうすか/北尾トロ」をきっかけに、大阪地裁の傍聴は3回行った。松山地裁も行こかな。傍聴意欲が再燃。2016/01/09
jdrtn640
0
条文を引用したりしてるので、法律を全く勉強したことのないひとが楽しめるかは正直ビミョーと思います。2011/03/22
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