「どこへも行かない」旅

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  • サイズ B6判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784334974961
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

とっておき、
贅沢な大人の時間の過ごし方

目指すは、どこへも行かない旅、そして何もしない旅――。
せわしない日常から読者を連れ出す具体的なアイディアと旅情たっぷりに林望先生が綴る、実践的な旅の指南書。

人間、心のねじをいつも巻き上げてばかりいられない。時には、思い切りゆるめて、心身ともにリラックスしなくては。それには、さあ、旅に出よう。あくせくと何かをする旅ではなくて、のんびりと「何もしない旅」へ。

内容説明

人間、心のねじをいつも巻き上げてばかりはいられない。時には、思い切りゆるめて、心身ともにリラックスしなくては。それには、さあ、旅に出よう。あくせくと何かをする旅ではなくてのんびりと「何もしない旅」へ、いざ!とっておき、贅沢な大人の時間の過ごし方。

目次

第1部 指南編(観光しない観光;私の歩き方;見知らぬ町へ)
第2部 実践編(日本(「無印良道」という思想;お接待のこころ;川べの道をもう少し先へ ほか)
イギリス(イギリス逍遙;デヴォン、栄光のデヴォン!;車を愛する風土 ほか))

著者等紹介

林望[ハヤシノゾム]
1949年東京生まれ。作家、書誌学者。慶應義塾大学大学院博士課程修了後、ケンブリッジ大学客員教授、東京芸術大学助教授などを歴任。1991年に『イギリスはおいしい』で従来にない価値観を示して注目を浴び、日本エッセイストクラブ賞を受賞。その後もエッセイ、小説のほか、歌曲の詩作、能楽、評論など、幅広い分野で活躍、『ケンブリッジ大学所蔵和漢古書総合目録』で国際交流奨励賞、『林望のイギリス観察辞典』で講談社エッセイ賞を受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

65
ネットの、図書館蔵書検索で気になったので予約してみた一冊。大当たりだった!旅に出ても、観光地ばかり巡るより、ぼーっとその土地の空気感をゆったりと楽しむ。そのスタンスに大きく共感できたので、一冊通してワクワクしっぱなしだった。そして大胆に見開きで現れる風景写真の数々が、また美しい。雨の週末にぴったりな一冊だった。2014/11/09

kyoko

6
ゆったりした気分になれる。観光名所を巡る旅とはちょっと違う旅の楽しみ方がいい。2017/05/05

SeKimu

6
裏道、裏町、裏街道。観光地ではなく昔ながらの佇まい廻るリンボウ先生の旅のスタイル。1章は日本の各地を詩や歌と共に紹介し、2章ではイギリスの風景及び歴史を大切にする国民性による結果等を紹介。すべてに共感とまではいかないが、旅のスタイルとして参考にできるものも多数あり。なお、地元近くの知らなかった風景が出てきたのでちょっぴり嬉しかった。2012/08/30

アルラ

6
まずこの美しい表紙をご覧あれ。 夕暮れの道。裏表紙にはライトを点灯した車が写っている。これが先生の旅のスタイルなのだ。観光地には目もくれず、自分自身が運転して、これは!という風景をさがし求めながら旅する。普通なら見逃してしまいそうな、日本とイギリスの手付かずの自然の佇まい。その写真に寄せる文章も実に軽妙で、楽しい。 2009/4読了 2011/02/06

まこ

5
旅の指南書。各地の写真も有。慌ただしく観光地を巡るのではなく、何気ない日常の風景の中でのんびり過ごすスタイルを推奨。指南編と実践編で構成。指南編と、実践編の終盤のイギリス版はとても興味深く読んだ。実践編のほとんどは日本版にページが割かれているが、こちらはあまり。自分が学生時代を過ごした地元が出てきたので、見慣れた風景。田舎好きの学者さんの目に留まるほどの田舎だったかと脱力。年配の方のようで、見慣れない言葉や漢字も多々あり、どういう意味かなーと読み流した部分も。全体的に、旅に慣れた人の通なスタイルだと感じた2014/11/27

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