内容説明
本書は(株)タイトーが配信している携帯サイト『ヤンキー先生悩み相談』の中で、多くの青少年と向き合ってきた記録をまとめたものである。
目次
1 いま、暗闇でふるえているきみへ
2 『生きる意味』を一緒に探そう
3 イジメは絶対に許さない
4 学校でしか手に入れられないものがある
5 親子でしか分かち合えない世界がある
6 『心許せる誰か』とまずは出会って欲しい
7 夢は逃げていかない
著者等紹介
義家弘介[ヨシイエヒロユキ]
1971年3月31日、長野県長野市生まれ。中学生の頃より「不良」と呼ばれるようになる。1987年、高校2年の時、退学処分を受ける。親から絶縁され、児童相談所を経て里親の元へ。1988年、北星学園余市高等学校に編入。1990年、明治学院大学法学部入学。1999年、北星学園余市高等学校に社会科教師として赴任。2005年、3月末、母校・北星学園余市高等学校を退職し、同年4月、横浜市教育委員会教育委員に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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再び読書
12
義家先生の思いが伝わる熱い本、でも涙なしには読めない。わかったようなこと言うのは簡単だが、中途半端なわかった調の同情がない分、思いがシンプルに伝わる。失敗を重ねて行き着いた確たる場所を見つけているのが感じられる。水谷先生に続き、この人も先生としか表現できない。真の相手を思いやる心持ちを、この人は地べたを這いずり、血を流して自分の中に取り入れたのだろう。人として教育者として尊敬できる人物。しかしながら、経験は辛く重い。だから人を激しく揺さぶるのだろう。2013/11/07
KASGA
2
中学生の頃、地元に義家先生が来た時に感銘を受けて購入した作品。不安定な精神状態の自分にはとても心地のいい作品でした。この時「傍ら」という字が読めなかったのが今でも思い出です。
KTPA
2
自分の弱さも感じざるを獲ないので、泣く2009/11/01
りお
1
生徒に対して熱意を持って向き合ってらっしゃる方なんだなとこの本を通して感じた。 (私的には熱血すぎて苦手なタイプかもしれない…) でも愛情と優しさはすごく伝わってくる。2018/12/14